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その他診療 other

着床不全検査や不育症検査など患者さまからのご希望により
高度な特殊検査も行っています。

各種検査

子宮卵管造影検査(HSG)

子宮卵管造影検査(HSG)とは、造影剤を膣から子宮頸管→子宮腔→卵管を通して腹腔内に注入しレントゲンで撮影することで、子宮の形や卵管の疎通状態などを調べる検査です。
この検査では、子宮の形態・子宮内のポリープ・筋腫・卵管閉塞・卵管留水腫・卵管周囲の癒着の有無を推定します。
しかし、癒着の有無の推定は確定診断にはならず、また卵管が通っていても卵巣から排卵された卵が卵管に取り込まれたかどうか(キャッチアップ)についての障害の有無は、この検査でわかるものではありません。

(正常)

造影剤 拡散前

造影剤 拡散後

正常な場合は、子宮内が造影剤で満たされ、卵管から造影剤が抜け出る様子が確認できます。

(卵管水腫の例)

卵管粘膜の癒着、卵管腔の閉塞が起こり、卵管腔に分泌液が貯蓄している状態。

  • <検査時期>
    月経終了から排卵数日前(通常は月経8日目から10日目頃)です。
    しかしその周期を避妊周期にするならば月経1日目から避妊をし、妊娠の可能性が全くない場合に限り、月経7日目までを除き検査は可能です。 いずれにしても出血が少量でもあると検査はできません。
    尚こちらの検査は、平日の午前中のみとなっております。
  • <予約方法>
    月経が開始しましたら予約サイトより、前日の15時までに『卵管造影』でご予約をお取りください。
  • <検査当日>
    検査前に超音波検査にて状況を確認し、排卵が近い場合にはその周期を避妊周期として検査を行うか、卵管造影検査を延期なさるのかお決め頂きます。検査は5分から10分程度です。
    当日は長めのスカートでお越しいただくと、着替え移動がスムーズに行えます。
    検査は麻酔をいたしませんので、食事制限や帰宅後の安静などは通常不要ですが、検査後は病院内でしばらく経過を観察させていただきますので、お時間に余裕をもってお越しください。
  • <危険性・合併症>
    • アレルギー: ヨードアレルギーが出現する可能性があります。
    • 感染: 子宮内操作による感染や炎症が骨盤内に波及する可能性がまれにあります。
      検査後に抗生剤等で感染予防いたしますが、入院や手術を要する場合があります。
      極度の腹痛、発熱等がある場合はご連絡いただき指示に従ってください。
    • 疼痛: カテーテル留置時や造影剤注入時に多少の痛みをともないます。多くの方は軽度で検査に支障はありませんが、疼痛が強く検査を遂行できない場合もまれにあります。
  • <以下の場合は検査を実施することができません>
    1. 検査当日月経7日目以内の方。また8日目以降であっても出血が少量でもある方。
    2. ヨードアレルギー、あるいはその疑いがある方。
    3. 重篤な甲状腺疾患の方。
      甲状腺ホルモン値を確認してからの検査予約となります。甲状腺疾患にて受診されている方はお知らせください。
    4. 月経開始から検査日まで避妊していない方。
    5. 1年以内にクラミジア抗原検査を受けられていない方。
      検査結果陰性のデータが書面上で確認できない場合は、ご予約をお取りになっていても施行できません。
    6. 体調不良、発熱のある方。
    7. 2ヶ月以内にバリウムの検査を受けられた方。
    8. 医師によって実施困難と判断された方。

子宮鏡

子宮鏡検査とは、子宮の入り口から細い内視鏡カメラ(子宮鏡)を挿入し、子宮内の様子をモニターにうつし子宮内部を観察する検査です。
子宮鏡検査で診断できることは、子宮内ポリープ・粘膜下筋腫・慢性子宮内膜炎・子宮形態異常・子宮内腔癒着などです。これらの病変は着床の妨げとなる可能性があり、妊娠率に大きく影響を与えます。
細く柔らかいカメラを子宮内に挿入しますので、個人差はありますが通常痛みはほとんどなく麻酔も必要ありません。
子宮鏡検査は、不妊症や着床障害の原因を調べるうえでおすすめのスクリーニング検査です。

正常

慢性内膜炎

  • <検査時期>
    検査は月経終了直後がベストです。目安として月経8日目から10日目くらいです。
    出血が少量でもある場合、また排卵後などは子宮内が見えないので検査はできません。
    尚こちらの検査は、平日の午前中のみとなっております。
  • <予約方法>
    月経が開始しましたら、予約サイトより前日の15時までに『子宮鏡』でご予約をお取りください。
  • <検査当日>
    検査は麻酔をいたしませんので、食事制限や帰宅後の安静などは通常不要ですが、検査後は病院内でしばらく経過を観察させていただきますので、お時間に余裕をもってお越しください。
  • <危険性・合併症>
    • 感染: 子宮内操作による感染や炎症が骨盤内に波及する可能性がまれにあります。 その他癒着等予期せぬ副作用が起きる場合があります。 検査後に抗生剤等で感染予防いたしますが、入院や手術を要する場合があります。 検査後に腹痛、発熱等がある場合はご連絡いただき指示に従ってください。
    • 疼痛: 内視鏡挿入時や灌流液注入時に多少の痛みを伴います。
    • 子宮穿孔: スコープ挿入時に穿孔が起きる場合があります。
    • 出血: スコープ挿入時に出血し、2~3日続く場合があります。
  • <以下の場合は検査を実施することができません>
    1. 検査当日月経7日目以内の方。また8日目以降であっても出血が少量でもある方。 排卵後の方。
    2. 1年以内にクラミジア抗原検査・感染症の検査を受けられていない方。
      検査結果陰性のデータが書面上で確認できない場合は、ご予約をお取りになっていても施行できません。
    3. 月経開始から検査日まで避妊していない方。
    4. 体調不良、発熱のある方。
    5. 医師によって実施困難と判断された方。

フーナーテスト

フーナーテストとは、排卵日頃(検査の12時間前位までに)性交渉をもっていただいたのち、女性の子宮頸管粘液中から粘液を採取して顕微鏡で調べる検査です。精子の数や運動性を調べることができます。

  • <検査方法>
    指定された日の検査6−12時間前くらいまでに性交渉をして来院いただき、子宮頚管から粘液を採取して顕微鏡で調べます。
    ※性行後20時間くらいたっても、結果がよければ問題ありません。